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2021-09-19 12:56:07
最近の建築現場の状況

皆さんこんにちは!ファースト不動産販売の吉田です。 またまた最近の建築現場の環境や状況をお伝えします。以前にも、現場の状況はお伝えしましたが、コロナ禍の今、 また問題が発生しています。

前回は、「ウッドショック」にて木材の高騰や「半導体の不足」にて電気製品(エコキュート、ドアホン等)の入荷の遅れが顕著にあるとお伝えしました。 そして今回は、「トイレ」が現場に直ぐに入らないという問題が発生しています。 「え~、またかよ!」って感じですね。特に今、衛生陶器の2大メーカーにおいては、発注してTOTOは約2か月、LIXILは約1か月近く掛かります。 原因は、ベトナムの新型コロナウィルスの感染拡大によりベトナムでの生産に支障が出ているため、まず、TOTO製品が納品できなく、その影響でLIXILに注文が殺到しているみたいです。

 

(トイレイメージ写真)

トイレは大工工事が終わり、内装(クロス)が完了してから最後に取り付けしますので、今まで以上に早めの手配が必要ですね。普通に直ぐ入るだろうと発注すると大変なことになります。新築、リフォームにおいては、工期や契約に関して、売る方も買う方もトラブルが無いようにしたいものですね。

さらに、建築材料の値上げは、他の材料、例えば、電気の配線や壁紙やCF(クッションフロア)も上がっていますからこちらも注意が必要です。知り合いの内装屋さんからも「もう今までと同じ金額でクロスが買えなくなるから値上げしない訳にはいかない」と言っていました。 まだまだどんどん様々な資材が上がり建築価格は高騰していく感じがします。

(電気ケーブル)

(壁紙)

あと、個人的には、コロナとはあまり関係のない地味な問題ですが、建築現場における墜落防止用具で、「フルハーネス着用義務化」なんていう状況があります。これは現在実際には既に移行期間中(猶予)で法律が施行されており、来年の1月2日~から完全実施ということになっています。今までの「安全帯」は使えなくなります。この義務化に関しては、足場に乗って作業する人は勿論、現場の監督、検査員等も該当します。当然違反は「罰則、罰金」等が発生します。「事前講習義務」、「購入費用(高い)」、「着用での作業性」など現場は上手く回るのかな?と心配です。(細かいことはまた次回改めてご説明します)。

(フルハーネス)

いやいや困ったものですね、このように現場では色々問題が発生し、こんな状況がいつまで続くのかと思うと、「ふ~」とため息が出そうですが、でも頑張って乗り切るしかないですね。

皆さんもとにかく頑張りましょう!!(何を??)

以上、ファースト不動産販売の吉田でした。